① 運動不足と回復遅延の関係
「運動が苦手」「続かない」
このようなお悩みを持つ方は非常に多くいらっしゃいます。
しかし当院においても運動が苦手な方は大勢いらっしゃいます。
しかし、運動を行わないこと自体が回復を遅らせているケース
も多く経験します。
筋肉や関節の問題だけでなく、身体の回復には
神経系の再学習(脳の再教育)が必要です。
運動をしない状態が続くと
- 動きのパターンが固定される可能性がある
- 身体の使い方が偏る
- 回復に必要な刺激が不足する
- 感覚低下が起きてしまう可能性がある
- バランス能力が低下してしまう可能性がある
結果として
「良くなりきらない状態」が続いてしまいます。
② なぜ運動が必要なのか
身体は単なる筋肉ではなく、
脳と神経によってコントロールされています。
運動を行うことで
- 感覚入力の増加
- 運動出力の最適化
- バランス機能の改善
- 姿勢制御の向上
が起こります。
つまり
運動とは“脳への刺激”そのものです
この入力が不足すると、脳は
「安全な小さい動き」だけを選ぶ状態
になり、結果として身体はどんどん動きにくくなります。
③ 運動不足による典型例
運動不足が続くと、以下のような状態が現れます。
- 慢性的な肩こり
- 腰痛
- 疲れやすい
- バランスが不安定
- 回復が遅い
- 同じ症状を繰り返す
特に多いのが
改善しているのに、途中で止まるケース
です。
④重要なポイント
ここで大切なことをお伝えします。
高強度の運動は必ずしも必要ではありません。
多くの方が
「運動=きついもの」
と考えていますが、それは誤解です。
重要なのは
“今できる一歩手前の運動”から始めること
例えば
- 片足立ち(数秒)
- ゆっくりしたスクワット
- 短時間のジョギング
このレベルからで十分です。
ただし、ここで誤解してほしくない点として
簡単な運動だけで体が大きく変わるわけではありません。
身体は
ある程度の負荷(刺激)に対して適応することで変化します。
そのため
- 少しきついと感じる
- もう少しやればできそう
- 頑張れば届く
このような
“軽い努力が必要なライン”
に触れることが重要です。
その為
- 全く負荷がない
- 楽すぎる
といった状態では変化が起こりにくくなります。
一方では、無理をしすぎると継続できずに、逆効果になってしまいます。
なので、「無理ではないが、楽でもない」絶妙なラインで行うことです。
さらに重要なのは
変わろうとする意思です。
最初は小さな動きで十分です。
“少し頑張る”という行動が、変化のスタートになります。
⑤ 自律神経との関係
運動不足は自律神経にも影響します。
- 交感神経の過剰
- 副交感神経の低下
- 回復力の低下
さらに重要なのが
脳の活動バランスの乱れ
です。
その結果
- 身体の左右差
- 力の入りにくさ
- 姿勢の崩れ
が起こります。
運動は神経機能の回復を促す可能性があります。
⑥ 思考力への影響
ここも非常に重要なポイントです。
運動不足になると
思考力のキャパ(考えられる範囲)に影響がでる可能性があります。
これは感覚ではなく、神経的な話であり必ずではありません。
身体を動かさないと
脳への入力が減少
→ 活動範囲が縮小
→ 思考の柔軟性に影響がでてしまう
という流れが起きます。
実際には
- 考え方の柔軟性が低下してしまう
- 新しい選択肢が浮かびにくい
- 「無理」「できない」が先に出てきてしまう
- 変化を避ける
といった状態になります。
これは性格の話しではなく
神経の状態に影響がでてしまうということです。
ここで重要なのは
「動かないことで、考え方の柔軟性が変化してしまう」
と考えられています。
さらに言えば
「できないのではなく“できないという選択を選んでしまう状態”」
になっている可能性があります。
⑦赤堀鍼灸接骨院のアプローチ
多くの方が運動できない理由は
意志の弱さではありません
実際には
- 正しくできているか不安
- 間違っていないか心配になり過ぎる
といった心理的要因が大きく関係しています。
誰かにサポートされずに運動を継続するには相当な精神力が必要です。
その為
多くの方は一人では継続できずに、三日坊主で終わることが多くなってしまいます。
その結果さらに運動が嫌になり運動をしなくなる
という悪循環に入ります。
運動初心者の方は、多くのことに気にするよりも「なんとなくできる」ことの方が大切です。
最初からうまく行うことはできません。
そこから徐々に動きがわかるようになっていきスムーズな動きを獲得していきます。
最初から細かいことをきにしてしまうと、注意点が増えすぎてしまい、逆に動けなくなることも少なくありません。
なので当院では
近隣トレーナーによるサポートの活用
も推奨しています。
第三者が関わることで
- 継続率の向上
- 心理的負担の軽減
- 正しい運動の習得
が可能になります。
⑧ ここで70歳から運動を始めた実例を紹介します。
実際に、
Lauren Bruzzone
という女性は、90歳になった時に一人でトイレに行けるようになりたい。という目標があるそうですが
- 70歳を超えてからトレーニングを開始し
- 現在も運動を継続しています。
ここで最も重要なのは
最初から運動ができたわけではないという点です。
彼女は
「できない状態」からスタートしています。
そこから
- できる運動を選び
- 無理のない強度で
- 毎日継続した結果
現在の状態に至っています。
それまでに何度も失敗をしたりしています。
別動画でも失敗しているシーンがありますが、何度も失敗をしても諦めずに継続した結果
目標としている身体を獲得しています。
つまり
特別な才能ではなく“継続の結果”です
実際の様子は以下から確認できます。
参考にしてみてください。
https://www.youtube.com/results?search_query=Lauren+Bruzzone+workout
動画を見るとかなりハードな内容をしていますが。
すごい運動をしているからすごいのではなく、続けていることがすごい
ここが本質です。
⑨まとめ
運動が苦手なのは問題ではありません。
- 最初は誰でもできない
- できない状態から始める
- 小さな積み重ねで変わる
これが現実です。
最初からできる人はいません。何度も失敗をした先に目標に近づいていくことができます。
身体は、反復練習の先に結果がついてきます。
そして
運動は身体だけでなく思考・柔軟性の幅も広げます
今できないことは問題ではありません。
当院では
- 身体の改善だけでなく
- 動ける状態の構築
- 継続できる環境作り
までサポートしています。
お身体の不調や回復の遅れでお悩みの方は
お気軽にご相談ください。





