甘いものがやめられない…は神経のSOS?整体効果が出にくい人が見直すべき
① 糖質=悪ではない。問題は「種類と量」
「糖質は体に悪い」と思われがちですが、これは半分正解で半分間違いです。
糖質は本来、
脳の主要エネルギー源であり、不足すれば集中力低下・疲労・神経機能低下を招きます。
しかし近年の研究では、
糖の摂り方によっては認知症リスクを上げることが明らかになっています。
重要なのは
「糖を抜く」ではなく
「糖をどう使うか」です。
② 糖の種類を分けて考える
糖は大きく2つに分ける必要があります。
■① 穀物・自然由来の糖
- 米、玄米、パン、芋類など
- ゆっくり吸収される
- 血糖値が安定
脳(と身体)の安定したエネルギー源であり、身体の恒常性を保つ上で
重要なエネルギー源となります。
■② 砂糖・加工食品の糖(フリーシュガー)
- ジュース、お菓子、清涼飲料水
- 急激に吸収される
- 血糖値が乱高下
脳機能や腸内環境を乱す原因となります。
腸炎がおきることによって、脳にも炎症が波及してしまい脳機能が低下してしまいます。
つまり
同じ「糖」でも
・穀物=必要な糖
・砂糖=過剰で問題になる糖
ここを混同すると指導がズレます。

③ なぜ砂糖が脳に悪影響を与えるのか
フリーシュガーの過剰摂取は以下を引き起こします。
- インスリン抵抗性(脳の糖利用低下)
- 慢性炎症
- 血管障害
- 神経伝達の乱れ
結果として
脳の処理能力が低下する
臨床的には
- 集中力低下
- めまい
- バランス低下
- 疲労感
- 回復遅延
などに繋がります。

④ 当院から見た糖の影響
あなたの施術軸である神経学で見ると非常にシンプルです。
■糖が多すぎる場合
- 血糖値スパイク
- 自律神経の乱れ
- 筋力・バランス系の機能低下
出力はあるがコントロール不能(ノイズ状態)が起きてしまいます。
■糖が少なすぎる場合
- エネルギー不足
- 神経発火低下
- 判断力低下
出力自体が弱い(低活動状態)となり活動力が低下して無気力や気怠さを招いてしまいます。
■適切な糖質状態
- 血糖安定
- 神経伝達スムーズ
- バランス機能安定
最もパフォーマンスが高い状態となり活力も向上し動きやすい状態となります。
⑤ 1日の糖の適正摂取量
WHOの指標では
■フリーシュガー(砂糖)の摂取量
- 総カロリーの10%未満
- 理想は5%未満
具体的には
成人の場合
- 約25g(小さじ6杯)以下が理想
■注意点
これはあくまで
「砂糖・加工糖」の話です。
■穀物の糖質はどうする?
穀物由来の糖質は
- 総エネルギーの50〜60%程度が目安
ただし重要なのは量より質
- 白米のみ → 血糖不安定
- 玄米・雑穀・食物繊維 → 安定
しやすい食品になり身体の免疫や恒常性を保つ上で必要な食品になります。
⑥ 回復しない人の特徴
糖の問題を抱えている人は
- 甘いものがやめられない
- 食後に眠くなる
- 疲れやすい
- 症状の波が激しい
- 施術効果が安定しない
これは単なる嗜好ではなく
神経機能の不安定性のサインになります。
⑦ 赤堀鍼灸接骨院の考え方
当院では
症状=局所の問題ではなく
脳の制御機能の問題
も含めて考えています。
そのため
- 神経アプローチ
- 三半規管・小脳機能の調整
- 自律神経の安定化
に加え
栄養(特に糖の質)を重視
しています。
⑧ まとめ
糖質は
「敵」ではなく
「使い方次第で脳を変える要素」
です。
- 穀物の糖 → 必要
- 砂糖の糖 → 制限
- 極端な制限 → 逆効果
そして
最も重要なのは
“身体に栄養が保たれている状態”
です。
■参考文献
- 糖質摂取と認知症リスク、遺伝的要因も関与する可能性
UK Biobank 糖摂取と認知症リスク研究(PMC12501338) - 成人及び子供の糖質摂取量
WHO Guideline: Sugars intake for adults and children





